2022年2月12日20時初のfoundationの作品をlistさせて戴きました!
今回は自分がサラリーマンイラストレーターとしてやってきた系統をギュッと集めて今自分が描ける力を出し切って描く!をテーマにしました。
justplay~ただの遊び~
「え!このちょっと百合チックなエッチな絵が!?集大成なの??」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません・・・
どうしてこの絵が集大成なのか?
私の経歴はまず土台に女性向けのアバターサービスがあります。
※アバターとはSNS上で自分の投影するキャラクターを持ち、自由に着せ替えをさせ、同じコンテンツのユーザーとコミュニケーションをとって遊ぶサービスです。
アバターサービスのユーザーはほぼ女性です。
特に30代の大人の女性がヘビーユーザーです。
ただ、だからといってリアルクローズで現実の大人の女性が好きな服を描けばいいというわけではありません。
仮想空間ならではの、自身が着てみたいけど着れない、着にくいアイテムをアバターに投影して着せてコーデし、楽しむというコンテンツなので女性の深層心理の可愛いを探って表現する必要があります。
そんな大人の女性が意外と好きな上、自分が得意なテイストが
可愛い×ちょいエロ
でした。
入社してすぐの頃に練習として出した企画書でチャンスを頂き、全て企画、自分も描きつつ監修したエロ可愛い系のアバターガチャが大当たり、売り上げとして可視化された!というのが自分の成功体験の土台になっています。
その後もちょいエロは得意分野として担当させていただきました。
その後、後輩に託して移動、二頭身のブラウザゲームを3.4カ月担当し、男性向けゴリゴリ厚塗りゲームに移動し数年・・・。
特にパッとしないデザイナー生活を数年過ごしました・・・
再度その強みを生かせるコンテンツを担当することになりました。
それがADを長く担当しマネージャーも経験させていただいた男性向けアニメIPゲームになります。
(IPは内緒(*’ω’*)でもエンドロールにちゃんと本名が載ってるからほんとだよ★)
IPゲームのイラストの運営の方法は2パターンあるとおもいます。
①アニメ会社から素材をもらう
②自分たちでそのIPにふさわしい衣装やポーズをデザインし、製作する
移動したチームは②でした。
私が最初から担当していたのは主にキャラ関連だったのですが、
キャラ性や世界観を壊さないようにしつつ、原作やアニメでは見れないファンが望むキャラの服を着せポーズをとらせる。
しかもリリーススパンが早く一カ月に10体以上のデザインと制作が必要で脳と腕をフル回転させていました。
ただ、すぐに私がこの男性向けのアニメIPゲームにマッチし、ADを任せていただけたのは最初のアバターの可愛い×ちょいエロの基盤があったからだと思います。
ちょいエロは男性と女性どちらも好きが重なる部分だったのかもしれません。
ただ、女性に対しては女性自身が着てみたいもの、男性に関しては男性が見たいものというニーズの差があるのでそこは意識してました。
少し長くなってしまいましたが、こうして私のイラストレータの歴史の中で可愛い×ちょいエロ(たまにどエロ)は私の中の鉄板の題材となりました。
ということで今回、初foundationということで十八番を全力で出したという話になります
今回の絵が正解かどうかはわかりません。
ただ十何年ぶりに1枚絵を描き達成感と清々しさでいっぱいです。
※ゲーム制作においては基本ラフを描いた後、清書は外注さんに任せることが多いため全部描き切るという工程がほぼないのです・・・
ただ反応がないのもとってもさみしいので少しでも見ていただけたら嬉しいです!!
おまけのまんが
foundationのタイトルの
「just play」は訳すと「ただの遊び」
悪魔にとって天使を捕まえた「ただの遊び」
としてつけてますが
最終的に2人とも仲良しになってるので、
ユーザー目線から「おいおい!ただのプレイかよ!」というツッコミがかかるようにつけてます☺
こういう裏設定大好きです^^
お後がよろしいようで・・・